更新が長らく滞り申し訳ありません。
なかなか良いテーマが見つからず困っていたところ、ちょうど実際に私が実践したファスティングについて書き起こしていきたいと思います。
ダイエットや健康法に興味がある方であれば耳にしたり、指導を受けながら実践されたことがある方もおられると思います。
ファスティングは一定期間食事や飲酒を控え、それに伴う有益な健康状態へシフトさせることを目的とした手段と捉えられております。
https://jamanetwork.com/journals/jamanetworkopen/fullarticle/2787246
これは、単純にカロリー制限を行うことで体重の減量を意味しているのではなく、1つ例を挙げるなら、体の代謝を変えることが長期的な健康上の利益につながるという仮説が立てられています。それは代謝スイッチと呼ばれる肝機能の代謝を変化させることにつながります。このスイッチでは、絶食期間中に体が肝臓由来のグルコースから脂肪細胞由来のケトン体に定期的に切り替わります。ファスティングは、グルコース調節の改善、ストレス耐性の増加、炎症の抑制、酸化ストレスや代謝ストレスから防御するために損傷した分子を除去する免疫細胞を刺激すると考えれています。
また、この有益な健康状態というのは身体的なことだけでなく、精神面にも影響を与えます。2013年の文献調査の論文で、この論文ではファスティング中に脳機能に影響を与えることで気分障害やうつ病への治療としても有用であるとの見解がなされております。
https://www.sciencedirect.com/science/article/abs/pii/S0165178112008153?via%3Dihub
さて、ファスティングの概要については一旦ここまでにして置き、そのやり方についてです。
ただ、これは様々な論文や書籍で期間や水だけしか許されないものもあれば炭水化物だけ制限するなど、方法がかなり細分化されております。
日本国内のファスティングに関する書籍では期間3日間と記しているものが多く、これはおそらくですが、2014年にデイビス老年学大学院および南カリフォルニア大学のヴァルターとジョンズ・ホプキンス大学のマークら論文で3日以上の絶食で代謝の変化が著しいが、それ以上の期間は医師の判断の元で行う必要があることを示していることが起因していると考えられる。
文章が長くなったため、次回9月30日に実際に私が実践してみたファスティングについてご説明しますので少しでも興味を持っていただければ嬉しいです。
Yorumlar